若かった頃、住民税を支払わなかった45歳男性の体験談。

士業の体験談(資格試験、税理士事務所勤務体験などのあるある話)

若かった頃、住民税を支払わなかった45歳男性の体験談。

税金についての私のエピソードについてお話ししたいと思います。まず、はじめに簡単に自己紹介をします。私は45歳の男性です。子供も家のローンもたっぷり残ってる一家の大黒柱です。首都圏近郊に在住しています。職業はフリーランスのシステムエンジニアとして営業しています。既にフリーになって7年が経過しようとしています。つまり、自営業として仕事をしてます。自営のため、仕事以外の雑務が結構ありますが、全て自分で行っています。その為、税金に関しても少しは勉強しました。と言うか、せざるをえないですよね。

さて、今回私の経験上での「税金」に関するエピソードですが、既に20年以上前の出来事になります。当時、私は23歳だったかと思います。
今、考えると若気の至りであり、世の中のことをまるでわかっていない、自分勝手な無知な若者でしたし、あまり、世の中に対しても感心がなかったと思います。今回のエピソードですが、「住民税」に関わることです。

私は当時、一人暮らしでした。当時、板橋区から目黒区に引っ越しをしました。私は当時、既に仕事もしておりました。会社員として働いていました。当時の会社では、年金、保険、所得税などは、給料から天引きされていましたが、住民税に関しては、引かれておりませんでした。

目黒区への引っ越し後、恐らく引っ越ししたタイミングにもよるのですが、暫く住民税の支払い依頼がこなかったのです。目黒に引っ越して1年半くらいたった時ですかね。住民税の支払い依頼書が2年分かまとまって送られてきました。通常、住民税は毎年6月に一年分送られてきますね。納期は4期に渡って支払うことができます。今では当たり前にわかっておりますが、当時の私は全くそんなことは、気にせずおかまいなし、知識として税金について、調べようとか学ぼうとかいう気は全くない、お馬鹿な若者でした。社会人として、駄目ですよね。

役所からの税金支払い依頼書が何回か届きましたが、面倒くさかったので、中身も確認せず、ゴミ箱にポイしていました。ホント、馬鹿ですよね。そのうち、督促状が届くようになりました。ですが、また中身をみずに、ゴミ箱にポイです。全く支払う気はありませんでしたし、たいしたことないだろうと思ってました。実際、お金がないわけではありません。貯金もそこそこありました。

そのうち、市役所から私の携帯に支払い催促の電話がかかってくるようになりました。そこで、私はまとまったお金がないんで、もう少し待ってくださいと伝え、また放置しておりました。払えないなら役所にきて手続きする方法もあると言われました。何回か適当に、逃げていましたが、ある日強行手段に出られました。なんと私の口座、差し押さえられ、支払いに合意して下さいとの電話があったのです。国や自治体の力って恐ろしいなと思いましたね。口座も調べ残高も調べ、お金があるのに、なんで払えないんだと、もう逃げられませんでした。ホントに恐ろしいですね。