独立してから費用をかけずに税金を払う方法を勉強した男性の体験談。

士業の体験談(資格試験、税理士事務所勤務体験などのあるある話)

独立してから費用をかけずに税金を払う方法を勉強した男性の体験談。

私もサラリーマン時代は会社が行ってくれていたので、税金についても知識など全くなかったです。毎月給料から天引きされるので特に知る必要もなかったのです。私も50才を過ぎて関西で独立して個人事業を行って、初めて所得税について勉強する必要が出てきたのです。税理士さんに任せることも考えましたが、できるだけ費用をかけたくなかったので、インターネットで税金のサイトや本を読んで少し勉強したのです。そんなときに役立つのは国税庁のホームページです。
国税庁のホームページは、税金についての基礎的な知識を学ぶにはベストで、所得税から法人税や消費税など税目ごとに詳しく説明されています。特に事業を行うなら毎年の確定申告は2月から3月にかけて、必ず行う必要があるので見ておくことが大事です。私の場合は個人事業で独立したときの売り上げも少なく、最初の年は払った所得税は非常に少なかったです。しかしある程度事業が軌道に乗ってきて、売り上げも上がってくるとどれだけ経費を落とせるかで手元に残ってくる額も違ってくるのです。そのため商品を仕入れるときも備品などの購入でも、必ず領収書を残すようにしています。そして毎日かかった経費と売り上げも帳簿につけるように習慣にして、お金の出入りを記録するようにしているのです。

それに事業用の銀行とプライベート用の銀行も分けています。そうでないと何が事業のお金なのか私的に使ったものかわからなくなり、ごちゃごちゃになってしまうからです。自分で事業を行う人が気をつけねばならないのは、経理がどんぶり勘定になることです。面倒でもきちんと帳簿に記録していないと、売り上げはあるのに手元にお金が全く残らないというようなことも起こるのです。税金について税理士さんにすべて任せている方も、自分でもお金の流れをつかんでおくことをおすすめします。そうでないと儲かっているはずなのに、資金不足でつぶれてしまうこともありえるからです。

そして税のことについて相談するなら、直接地元の税務署に聞きに行くといいです。比較的親切に教えてくれるので大丈夫です。自分で税金について勉強してもやはり素人なのでわからないことが多く、確定申告の時期には早い時期に税務署へ行っていろいろと質問するようにして
います。自己判断で間違って申告するとあとで修正申告しないといけないので、二度手間になってしまうのです。

税務署に相談するときのこつは、前もって質問したい項目を箇条書にしておくといいです。そうすれば的を射た答えが返ってきます。
その場で考えると職員も忙しいので、迷惑がかかってしまいます。確定申告の時期は税務署では、他の会場を借りて行うことも多いです。
朝から人で一杯になりますが、2月の早いうちから行くとそれほど待たなくていいです。申告の相談では2時間から3時間待つのは普通にあります。