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士業の種類(分類の一覧、8士業)

士業の種類(分類の一覧、8士業)

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士業とは、法律に基づく、専門性の高い資格を取得している業のことです。

Wikipediaでは、こんな定義ですね。

士業(しぎょう)とは、日本における「-士」という名称の専門資格職業の俗称であり(さむらいぎょう)ともよばれる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A3%AB%E6%A5%AD

「士業」という呼び方自体は、あくまで俗称なんですよね。

ですから、人によって「士業の範囲」が大きく異なります。

例えば、8士業。

こちらもWikipediaより。

士業のうち、戸籍・住民票などについて、職務上必要な場合において行う請求権が認められている主要なものは8士業と呼ばれることがある。
弁護士、司法書士、土地家屋調査士、税理士、弁理士、社会保険労務士、行政書士、海事代理士
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A3%AB%E6%A5%AD

8士業という括り方では、漏れる士業が出てきます。

よくある資格学校では、
独立開業して活用できる資格という点で

弁護士
司法書士
行政書士
弁理士
公認会計士
税理士
中小企業診断士
社会保険労務士
不動産鑑定士
土地家屋調査士

あたりの資格取得をオススメすることもあるようです。

コレ以外にも
海事代理士
通関士
建築士
マンション管理士
技術士
気象予報士
など、「士」とつく資格はたくさんあります。

別の切り口で考えてみます。

分類といえば、日本標準産業分類ですよね。

詳しくは、国税庁のページで確認してください。

大分類【L-学術研究、専門・技術サービス業】

→中分類【専門サービス業(他に分類されないもの)〔72〕】

に分類されています。

721:法律事務所、特許事務所 → 弁護士、弁理士
722:司法書士事務所、土地家屋調査士事務所 → 司法書士、土地家屋調査士
723:行政書士事務所 → 行政書士
724:公認会計士事務所、税理士事務所 → 公認会計士、税理士
725:社会保険労務士事務所 → 社会保険労務士

となっています。

あとは明示されていないので、

728:経営コンサルタント業、純粋持株会社
729:その他の専門サービス業

の分類や、その他技術サービス業などに含まれるようです。

明示されているのは、8士業ありまして、
弁護士・弁理士・司法書士・土地家屋調査士・行政書士・公認会計士・税理士・社会保険労務士
ですね。

前述の8士業と比べると、海事代理士と公認会計士が入れ替わってますね。

ということなので、
分類としては、あやふやなところもありますので、ざっくりと考えておいてもいいのでしょう。笑

ちなみに、いずれも国家資格ですから、
監督官庁・認定団体が存在します。

司法書士 → 法務省
行政書士 → 総務省
土地家屋調査士 → 法務省
弁理士 → 特許庁
公認会計士 → 金融庁
税理士 → 国税庁
社会保険労務士 → 厚生労働省
中小企業診断士 → 経済産業省(登録制度)
不動産鑑定士 → 国土交通省
宅地建物取引士 → 国土交通省
海事代理士 → 国土交通省
技術士 → 文部科学省
土地改良換地士 → 農林水産省
臭気判定士 → 環境省

このように、国家試験として省庁から分類するのも面白いですね。

ちなみに、弁護士は公権力からの自立の観点から、弁護士会が弁護士を監督しているのです。

士業部では、
事務所経営などの話もしていきますので、
たくさんある士業の中でも

弁護士、司法書士、行政書士、弁理士、税理士、社会保険労務士、中小企業診断士

の方々にお役に立てる情報を提供していきます。

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この記事を書いた人

中小企業診断士。 2004年に経営コンサルタントとして独立。中小企業の営業強化を得意分野にしている。



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